ダイヤモンドは資産にならない
土曜日, 2月 20th, 2021ダイヤモンドに維持費は不要
ダイヤモンドを持つメリット利益率
ダイヤモンドは、世界で最も小さく、軽く、運搬性に優れた富の形態です。
ダイヤモンドの「安定した高付加価値」の実績に匹敵するものは他にありません。
不動産は固定資産税を毎年支払います。
建物には保険料がかかります。
車やクルーザー、飛行機などにはランニングコストと管理費などが必要です。
最近では、時計も資産として所有する方がいらっしゃいますが、使用すれば維持費やダメージの危険性もあります。
特に、ブランド時計は通常の時計と同じ作業のメンテナンスを行ってもコストがはるかに高いのです。
ダイヤモンドには、維持費などを支払う必要がありません。
匿名性:登記の必要がない
法定報告要件の対象となりません。
貴金属は200万円を超える購入の際には、「犯罪収益移転防止法」により本人確認が必要です。
しかし、ダイヤモンドの場合は登記する必要がありません。
結婚する際に母親から譲り受けたダイヤモンドの指輪を新郎が新婦に渡して贈与税を取られたという話は今まで聞いたことがありません。
ダイヤモンドは資産としても非常に手堅いものなのです。
ダイヤモンドはグレーディングを行い、一般的な基準4Cに基いて価格設定されます。
だた、すべてのダイヤモンドはそれぞれ色、形、傷の様子、特徴などすべて違いますので実物を見ずにグレードだけで判断するのは危険でもあります。
ダイヤモンドを持つメリット利益率
アメリカでは、Rapaport report(ラパポートレポート)という機関が配信しているダイヤモンドの価格表があります。
インドでもIdex(アイデックス)という機関が価格の推移を公表しています。
いわゆる白いダイヤモンドは投資対象になるのか
10年前と現在の値段をrapaportにて比べると1ct当たりの値段は以下の通り
1ct D VVS1 $18000/ct ⇒ $15500/ct (-14%)
3ct D VVS1 $57000/ct ⇒ $ 52500/ct (-8%)
5ct D VVS1 $103500/ct ⇒ $ 88000/ct (-15%)
資産にはなるが利益を生まないと考えられる。
pink ダイヤモンドについて
次にピンクダイヤモンドを調べてみた
いずれも1ctでかなり希少だが
20年前1ct Fancy intense pink SI2 $150,000 10年前$300,000
現在は $600,000 (2020年業者間の取引金額)
10年後は$2,000,000~$3,000,000以上になるであろうと予想される。
0.5ctでも同じことが考えられる
20年前 Fancy intense pink SI2$30,000/ct 、 10年前 $80,000/ct
現在は$200,000/ct 日本円にすると20年前約150万円~200万円のダイヤモンド
が10年前には500万円、現在は1200万円で業者間で取引されている。10年後には
2500万円~3000万円になると予想される。
サイズを落とし0.3ctにしても10年前100万円のピンクダイヤモンド
現在は300万円の価値になっています。
Blue diamondについて
Blue diamondについてはピンクダイヤモンドよりも希少性があり値上がり幅は増大している。
なぜピンクダイヤモンドは値上がり続けるのか
産出量が非常に少なく今まで産出されてきたオーストラリアの鉱山が2020年で閉山決定することから今まで以上に世界的有名なジュエラー
コレクターが買いあさるのは必至であろう。
ピンクダイヤモンドは1979年、豪キンバリーにある世界最大のダイヤモンド鉱山、アーガイルで採掘された。なぜ天然ダイヤモンドがピンク色になるのか、は未だに解明されていない。全世界のジュエリー市場に流通するダイヤモンドの中で、わずか0.01%未満と希少性が極めて高い。そんな希少で神秘的なピンクダイヤモンドは、世界のコレクター垂涎の投資対象となっている。また、世界のピンクダイヤモンドの90%以上が、同鉱山で産出されている。
アーガイルダイヤモンド
アーガイル産の鑑定が付いたダイヤモンドでたまに見るのがGIAのグレードが例えば20年前のダイヤモンドでファンシーヴィヴィッドピンクであったとします。
どう見ても色のグレードがレッドに見えるというようなダイヤモンドが存在します。
ただもう一度GIAに鑑定を出してもダイヤモンドもガードルという部分にGIAの番号、
アーガイルの刻印などがあり、それを再研磨で分からなくして再鑑定という選択もありかと思います、
レッドが出れば値段が跳ね上がりますが専門家の私の意見は違います。
アーガイル産の刻印入りのダイヤモンドは今後採掘されません。
その状況を鑑みるとアーガイルの刻印こそが資産になると思います。
もともと5000万円のアーガイル産のダイヤモンドをGIAで再鑑定しカラーが1グレードアップしたとします。5年後7000万円、10年後1億円?アーガイル産の刻印入りですとオークションに出せばその倍の可能性が出てきます。
5年後、10年後以降資産としてもまた身に着けるジュエリーとしてもピンクダイヤモンド、
あるいはアーガイル産のピンクのダイヤモンド、またブルーダイヤモンドを手元に置いていただければ資産運用、
財産分与、税務対策などお役に立てるかと存じます。
どこで購入したら良いのか
これが問題です。
大手百貨店、また世界的に有名なスーパーブランドなどは
信用はあります、サービスもいいでしょう、
交渉すれば値引額も多いでしょう
それにはすべて戦略があります
上記のお店、展示会などは広告費、人件費など
多額の経費が掛かっています
ただそのお店で購入した時の
優越感、満足感を味わいたい場合はお勧めします
ダイヤモンドの価値、いわゆる投機、投資で
シビアな値段でかけ引きなしで購入したいのであれば
最低でも30年以上宝飾業界というよりも
ダイヤモンド専門輸入、卸屋さんがおすすめです
その時はいろいろなお店にオーダーしないことが
重要です。
なぜなら何千万円ものダイヤモンドの問い合わせは
日本中、あるいは世界中に知れ渡ります
そうなると同じ商談ということが分かってしまい
値段がつい上がってしまうことが良くあります
他にも同じダイヤモンドがいろいろなお店から
違う値段で案内が来たりして混乱します
良い商品、価値のあるダイヤモンドを真剣に購入する場合は
時間をかけてください
タイミングよくダイヤモンドが出てくる保証がありません
1か月くらいでお目にかかれる時もあれば
2か月以上探していても出てこないこともあります。
どこで売却するか
購入するお店、業者も重要ですが
いつ、どこで、誰に売却するのが一番いいのかを
お教えします
下取り屋さん、リサイクルショップは本当の
値段を知りません、いや知っていてもかなり
低い値段しか付きませんのでお勧めしません
また購入したお店、スーパーブランド、百貨店は
基本的に買い取ってくれません。
基本的に私の考えをお伝えします
購入した業者に依頼することを
お勧めします
基本的に毎年ダイヤモンドの値段、
価値の上下などの情報を正確に連絡していただける業者さんであれば
信用できます、またそういう業者で購入すれば
日本の専門業者に売却するか
良い値段が付くまで委託するか
色々売却方法によって値段が違ってきます
いけないのは焦って現金化すること
それだけはやめてくだい
足元を見られて大損します。
20年前に8000万円で購入したピンクのダイヤモンドだとします(専門業者で購入)
リサイクルショップですぐ現金化した場合まず5000万は来ません
多分2000万円くらいでしょう
購入した専門業者にすぐ現金で売りたい場合は8000万以下は
ないでしょう
価値が上がっていれば1億5000万とか2億という値段が付く可能性も
十分ありますので
購入、売却で最も重要なのは
どこで購入、売却するのかではなく
誰から購入するのか
誰に売却するするのか
これが重要です。